2016/04/24 宇部西高校ボランティア活動 第92回あしなが学生募金

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2016/0424/5p.html

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「あしなが学生募金」始まる 山口、下関、防府で 

2016年4月24日(日)掲載

熊本地震緊急支援募金を呼び掛ける田中大貴さん(左)と下関短期大学付属高校の生徒=23日、下関市

病気や災害などで親を亡くした子どもたちの進学を支援する「第92回あしなが学生募金」が23日、全国各地で始まった。県内では山口、下関、防府の3カ所で、あしなが育英会の奨学金を受けて学ぶ大学生らが街頭募金を行った。今回は支援先を熊本地震の被災者に変更し、浄財の3分の1を熊本地震で親を亡くした子どもたちへの一時金などに充て、残りを日本赤十字社に義援金として寄付する。 山口市米屋町のみずほ銀行山口支店前では、山口大学と県立大学の学生をはじめ、中村女子高校と宇部西高校のボランティアスタッフ計約10人が募金活動に参加。「被災者が安心した生活を取り戻せるよう、温かい支援をお願いします」と通行人に協力を呼び掛けた。 あしなが学生募金事務局山口県代表で山口大経済学部2年の西田元気さん(19)は、「僕と同じように親を亡くした人たちを見過ごすことはできない。子どもを含めた被災者全員の力になりたい」と話していた。 下関市竹崎町のJR下関駅周辺では、事務局の大学生や高校生のボランティアら計約40人が、募金箱を手に道行く人に協力を求めた。事務局の中国四国地区代表で宇部フロンティア大3年の田中大貴さん(20)は「何ができるかを考えて、ささいなことでも行動に移してほしい」と呼び掛ける。 街頭募金は24日、30日、5月1日のいずれも午前10時~午後6時にも実施する。